先日、【ITパスポート】という国家試験を受験してきました。
この試験はIPA(独立行政法人 情報処理推進機構)というところが所管する
【情報処理技術者試験】の中の1分類で前身は【初級システムアドミニストレータ】というクラスでした。
実はその初級システムアドミニストレータは10年ほど前に受験し合格していたのですが
娘に受けさせるには手ごろな内容かと思い、一緒に受験すれば本人もがんばるかなぁなどと
そんな動機で再度受けてみることにしたのでした。
ちなみに、昔受験した初級システムアドミニストレータは午前・午後と一日がかりの試験で
問題の内容もITパスポートに比べるとかなり難しかったです。
この試験は春秋の年2回行われることになっており、
私が申し込んだのは春(4月)受験の試験のはずでした。
が、震災によって試験日が延期され、7月の受験となりました。
その間に娘は学校の行事が忙しくなり、受験放棄決定。
私もなんだかんだとバタバタしていてテキストを一ページも開かないまま前日を迎え
深夜に1年分の過去問を解いただけで受験することに。
初級システムアドミニストレータを勉強したときの10年前の知識と
仕事をしながら積み重ねてきた経験とで合格はできましたが
点数的には満足のいくものではありませんでした。
元々子どもと一緒に「勉強する」という事を目的にしていたはずなので
勉強が出来なかった時点で目的を達成できていないわけですが…。
何かの参考になればと結果を貼っておきますね。
ちなみに今回の受験者数は48,482名、合格者21,714名、合格率44.8%だったそうです。
学生さんががんばって受験しておられるようなのですが
パソコンそのものの知識もですが、開発系や企業財務・法務などの知識も問われるので
社会人経験が無い中で合格するのは非常に難しいと思われます。
実際、社会人の合格率が50%を越える中、学生の合格率は26.2%だったそうです。
興味深かったのは社会人の勤務先が非IT系企業の方の方が合格率が高いこと。
IT系の方は油断して勉強を怠るのでしょうかね。
出題分野が広い分、ITプロの方が普段狭く深くで情報に接している事が
足を引っ張るかもしれません。
いずれにしても、どんな資格試験もそれぞれ癖というか傾向があるので
ある程度の試験対策は必要になってきます。
過去問を解く→苦手分野を勉強する→過去問を解いて合格点が取れるか確認する、
の繰返しが基本になります。
対策勉強のお手伝いも行っていますので、
苦手分野克服したい方はぜひお気軽にお問合せくださいね!
ちなみに…、今回勉強しないで受験してしまった事を反省(?)し、
【情報処理技術者試験】次のレベルのクラス【基本情報技術者】を受験する事に決めました。
さらに、パソコン検定(昔3級取りましたがその後は放置してしまった)と
パソコン整備士も受験予定です。
パソコン検定は随時受検可能なため、今月中に2級を受験し
以降1ヶ月ごとに「準1級」「1級」と進めていく予定です。
(準1級まではすぐに受かりそうなのですが飛び級ができないので…)
この辺りの勉強の様子を随時ブログに掲載していくつもりですので
ご自身も受験を検討されている方は参考にしていただければ幸いです。