「添付ファイルが大きすぎてメールで送れないので圧縮しました」
なんて話を聞いたことは無いですか?
「圧縮」したものは「解凍」しないと使えない、なんて事も、聞いたことはあるけれど、一体全体どういう意味だろう?と思われている方も多いようです。
「圧縮」というのは、大きなサイズのデータ=「重たいモノ」を、小さく=「軽く」して扱いやすくするための技術です。
「圧縮」という言葉を聞くと、なんとなく布団圧縮袋みたいなものをイメージされると思うのですが、布団をいくら小さくしても、重さは変わらないですよね?
パソコンでデータを圧縮する場合は、見た目の大きさを小さくするというよりは、重さを軽くすることをいいます。
重さといってもデータ自体に質量はありませんので、「どれだけの量のデータで構成されているか」という事なのですが、ここは単純に「重さ」と考えていただいても良いかなと思います。
ですから、「圧縮」と言った時にイメージしていただきたいのは「フリーズドライ」です。
食べ物から水分を抜いていますから、スカスカになって軽くなり運びやすくなりますよね?
そして、水で戻せば元通り(完全ではないですけれど)になります。
この、水で戻すことを「解凍」と言います。
「解凍」も言葉通りだと凍らせたものを溶かすイメージですが、それよりは水でふやかして使えるようにする、という方が「圧縮→解凍」の概念に近いです。
Windowsを使っている人が一番簡単にファイルを「圧縮」する方法をご紹介します。
まず、対象のファイルやフォルダのアイコンを右クリックします。
表示されたメニューから「送る」→「圧縮(zip形式)フォルダー」とすると、元のものと同じファイル名でファスナー(ジップ)のついた絵のフォルダのアイコンが作成されますので、これが「圧縮ファイル」という事になります。
元のファイル(またはフォルダ)のサイズと比較していただくと、小さくなっている事が確認できると思います。
が、画像や最近のWord文書・Excel Bookなどは元々圧縮されている形式のため、あまり違いを感じられないかもしれません。
いろいろなファイルで試してみてください。
また、上記手順で圧縮したものを解凍するには、圧縮ファイルをWクリックなどで開くと、中に元のファイルやフォルダのアイコンがあるはずですので、それをデスクトップなり、他のフォルダなりにドラッグして移動してあげます。
この場合は布団圧縮袋から取り出すとイメージするとわかりやすいですね。
ファイルサイズを小さくする以外にも、上記の方法を使えばフォルダに複数のファイルやフォルダを入れた状態で一つの「ファイル」として扱えるようになるため、フォルダ階層を保ったまま、メールに添付などができるというメリットもあります。
ぜひ一度お試しくださいね!
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