Officeシリーズ(Word/Excel/PowerPoint)で自分がよく使うファイルのひな型を作っておくととても便利ですね。
請求書や、書類送付状、日報等の伝票など、よく使うファイルの場合、ひな型(テンプレート)を作っておけば業務効率化に役立ちます。
しかも、Officeシリーズの場合、「ファイル名を付けて保存」ダイアログボックスで形式を「Word(またはExcel、PowerPoint)テンプレート」を選んで保存しておくと、次回以降それを開いて使用すると閉じるときに新しいフィルとして扱われ「名前をつけて保存」ダイアログボックスが表示されるので誤って上書きしてしまうことがありません。
ところが、Office2010の便利なあの機能と一緒に使ってしまうと上書きされてしまうので注意が必要です。
問題の「あの機能」というのは「最近使用したファイル」機能です。
Officeアプリケーションを起動直後、「ホーム」タブを開くと「最近使用したファイル」が一覧表示されるので、よく使うファイルなどはそこから開くと非常に便利なわけですが、テンプレートファイルをその一覧から開くと「テンプレート自体」が上書きされてしまいます。
せっかくきれいなフォームを作成しても、ここから開いて編集してしまうと、その編集後の状態が「テンプレート」として保存されてしまいますので注意してください。
上書きしないようにするためには、実際にそのテンプレートが保存されているフォルダを開いて、ファイルとして開くことが必要です。
たとえばテンプレートファイルを「ドキュメント」フォルダにしまってあるのであれば、「開く」メニューからドキュメントフォルダを指定し、該当のテンプレートを開く、という事です。
またテンプレートファイルを「Templates」フォルダに保存しておけば「新規作成」メニューの「マイテンプレート」から開くことも可能です。
テンプレートが上書きされてしまって困る…という方はぜひ、この手順を確認してくださいね。


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